JFAアカデミー福島

FAQ/よくある質問 世界トップ10を目指して! ロジングによる中高一貫教育です。

Q

JFAエリートプログラムはサッカーだけをするところなのですか?

A いいえ、ちがいます。エリート本来の意味は、先頭に立って社会に貢献する人であると私たちは考えています。もちろんサッカーを通して人々に感動を与え、夢を与えることができる、そういう選手を目指してほしいと思います。ただ、そういう選手になりたいのなら、人間的にも優れたものでなければ社会全体のバックアップは得られません。私たちは学校の授業、勉強はもちろん、その他の社会的活動にも積極的に取り組むよう、指導していきます。
Q

勉強の方はどんなふうになるのですか?

A 中高一貫教育で考えています。中学生年代では、義務教育ということもあって、学校での授業は大きくは変わりません。高校に入ってからは、単位制の高校となっています。進路に応じてコースの選択が可能です。そしてサッカーのトレーニングをしやすいカリキュラム構成をしています。
福島県との協力により、本プログラムの主旨である、国際人の育成、リーダーの育成のための内容が、学校のカリキュラムにも組み込まれています。
Q

中学から高校まで、必ず通わなければいけないのですか?

A 基本的には、6年間の一貫教育で行うことを理解して入学していただきたいと思います。ただし、さまざまな事情、状況はあると思いますので、そのつど、本人にとって一番良い判断を、本人、学校、家庭とも充分に話し合いながらしていきたいと思います。
Q

ここを受験したいけれど、クラブのコーチにそれを言えないのですが。

A さまざまな状況があることはお察しいたしますが、自分の進路を決めるのはその家族と本人の問題であると思います。このアカデミーを受けるにあたっては、クラブの推薦書は必ずしも必要はありません。良いコーチであれば、本人の意志を尊重しつつ、良いアドバイスをくれるにちがいありません。もしもそのことを相談できないような関係であるとしたら、それはコーチと選手としての良い関係であるとは思えません。何かあればご相談ください。
Q

日本サッカー協会に登録していたりトレセンに参加していたりしないと受験できないのですか?

A そんなことはありません。自分に自信があり、私たちのこのアカデミーの主旨に賛同していただけるのであれば、是非受けてください。
Q

年間の費用はどれくらいかかりますか?その中には何が含まれるのですか?

A JFAアカデミー自体にかかる経費は、20万円(初年度のみ)と、月々8万円かかります。この経費は主に月々の食費、光熱水料費です。サッカーの活動に関わる費用やJFAが行うカリキュラムに関わる費用は全額日本サッカー協会が負担します。家庭の経済的事情等を考慮して免除/減免を認める場合がありますので、ご相談ください。
Q

どのようなところに住むのですか?

A Jヴィレッジに隣接して、2〜4人部屋の専用寮を建築しています。
私たちは個室は考えていません。さまざまな環境に耐える力、適応する力、社会性を養うことを目標としています。学校の勉強やサッカーのトレーニングだけが教育とは思っていません。あえてこのロジング制度を始めたのは、共同生活をする中に教育のチャンスがあると思ったからです。
Q

皆プロになれるのですか?

A 私たちは、質の高いトレーニングと、質の高い指導者をそろえ、そしてトレーニング施設に関しても、日本や世界でも有数の環境をつくっていきたいと考えています。こういう集団の中で、トップトップの日本代表や世界でプレーできるような選手をめざして我々も指導していきます。
全員がプロと契約することを望みますが、必ずしも全員がそうなれるとは保障できません。フランスのナショナルアカデミーでも、プロになるのは4人に1名程度です。私たちは、ここで学んだ生徒たちが、代表やプロ選手になることはもちろんですが、どのような分野でも活躍できるように育成していきたいと考えています。
Q

どんな人が指導してくれるのですか?

A 最初の担任は、男子はこのエリートプログラムに3年間関わってきた島田信幸コーチです(日本サッカー協会公認S級ライセンス)。女子はナショナルトレセンコーチ女子担当チーフの今泉守正コーチです(日本サッカー協会公認S級ライセンス)。そして、海外のフランスINFでコーチをされているクロード・デュソー氏(アンリやアネルカ等多くのフランス代表の育成に携わった)を招聘いたしました。また、日本代表監督からオリンピック代表監督、経験豊富なナショナルトレセンコーチ達が指導を行っていきます。
Q

日課はどのようになるのですか?

A 月曜日から金曜日は、近隣の公立の中学校・高校(男子:広野中学校、女子:楢葉中学校、男女:富岡高校)に通います。トレーニングの時間が最適な時間にとれるよう、部分的に授業との調整をしています。学校から帰ってきてトレーニングを行います。
学校の勉強ばかりでなく、JFA独自のプログラムもあり、それも日課の中に組み込まれます。サッカー選手として、また世界に通用するリーダーとして、というこのプログラムの目的を達成するためのプログラムです。週末は試合、その他の活動を行います。
サッカーばかりの生活で良いとは思っていません。勉強も学校でのさまざまな活動、地域での活動等、社会的活動も重要視していきます。
Q

親元を離れることが心配なのですが?

A この年代はもちろん、家庭が非常に重要であり、家族との関係は不可欠と考えています。定期的に家に帰る週末を設けますし、ご家族のほうから訪問していただく機会も設けます。
専門のカウンセラーも配備しますし、担当の指導者、舎監、スタッフ全員が、全力で子どもたちの心のケアにあたります。また、地元の協力を仰ぎ、ホストファミリーとなっていただき、地元でも第二の家庭を持ち、ともに過ごす機会があります。
常に担当の指導者が、学校や家庭と密に連絡をとっていきます。ご心配であれば、いつでもご相談ください。