JFAアカデミー福島

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2008年06月28日

福島県スプリングリーグ

vs FCBllom
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vs ビバーチェ会津
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 県内の女子チームが参加するスプリングリーグ第2戦、第3戦は、福島国体メイン会場となったあづま運動公園で行った。第2戦のFCBllomは、社会人からJrユースまでの幅広い選手がいるチーム。昨年の県総体では、決勝で0-1で敗れたチームである。第3戦のビバーチェ会津は、藩校日新館のある会津若松市にある伝統あるチームである。
 今日のゲームのテーマは、「協働」攻守にわたりお互いが関わること。守備では、ボールを奪うために、相手ボール保持者に寄せる動きとカバーリングポジションを素早くとること。攻撃では、ボール保持者は、常に選択肢を持って相手の動きを観ながら判断・決断していくこと。ボールを保持していない選手は、ボールの移動中に選択肢を作り出すために相手から離れる動きをすること。
 試合開始と同時にボールを動かすが、ボール保持者とボールの受け手とのシンクロナイゼーションが図れない。動き出しのタイミングが速かったり、ボール保持者がドリブルで突っ込んでしまったり。また、サポートの場所が悪い。後ろ・横・前にサポートポジションを取れない。重なってしまう。
 そのうえ、パス&ランではなくパス&レスト。これでは、攻撃のリズムが創れない。
 動きながらのテクニック。動きの習慣化。ボールの移動中に状況を観る・判断する。これらの基本は、アカデミーでのトレーニングのベースとなるものである。一朝一夕には身に付かない。忍耐強く繰り返していこう。
ヘッドコーチ 今泉守正

2008年06月22日

vs福島南高校

高校生男子を相手にプレーするということは、常にハイプレッシャー下でプレーすることを意味する。
日常のTrでは、このアプローチの速さを経験することは難しい。動きながらのテクニック、動きの習慣、観る・判断することが、できるかどうかが評価できるゲームとなる。
ゲーム前に常に首を振って観ること。守備に関しては、守備ブロックを形成し、ボールを奪いに行く状況設定、チャレンジ&カバーの徹底。攻撃に関しては、ボールの移動中に観る。我慢してボールを動かし組み立てる。DFラインはシンプルにパス回し。チェンジサイドなどで、攻撃の準備をする。そして、ゴールへ向かうスピードアップ。をテーマに3×25分行った。
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1本目0-2
U18を主体としたチーム構成。
キックオフと同時に、アプローチが素早く来る中で、ボールを組み立てることができない。ボールを要求すること。シンプルな組み立て。守備的MFにボールは入るが、ポゼッションできない。
不用意な横パスや弱いパスを出してしまう。自分たちのミスからボールを失い、2失点してしまう。少しずつではあるが、我慢して組み立てることができ始めると、左右にボールを動かしながらタイミングを観て、浜田がダイアゴナルラン。村上が1タッチでスルーパス。二人のマーカーの置き場所がシンクロしたときに決定的なチャンスを作り出した。
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2本目0-0
U15のチーム構成
スタート前に、再度守備ブロックの作り方とチャレンジ&カバーを行う。ボールを奪ったらシンプルにボールを動かすこと。パスの移動中に周りを観て、2人のDFの間に位置するために2m3mポジションを移動することを徹底することを確認。
パス&ムーブ。相手から離れる動きの連続。コントロールの精度が良く、組み立てにリズムが生まれている。
ゴールへ向かうスピードアップがまだまだできないためにフィニッシュまでは至らない。
 
3本目1-0
多くの選手を交代しながら、フィニッシュシーンを創り出そうと、取り組んだ。相手ボールに対し、守備ブロックを形成し、チャレンジに行く。ひとりがボールを奪えなくても自己犠牲となって二人目の選手が厳しく寄せる。この協働がボール奪取につながっていく。奪ったボールをシンプルに組み立てる。0-0で終了する直前に全員の我慢強い組み立てから吉武の1タッチスルーパスが浜田に通り、ゴールを奪うことができた。
成果と課題を多く持ち帰ることができるゲームであった。紳士的に取り組んでいただいた福島南高校イレブンに感謝。

2008年06月21日

特別指定選手

 今年の特別指定選手として、U18の菅澤優衣香、亀岡夏美の2名がそれぞれアルビレックス新潟、大原学園に参加している。今日は、新潟市陸上競技場にてアルビレックス新潟が首位の浦和レッズを迎えてのホームゲームである。前節、菅澤はINAC戦に途中出場し、なでしこリーグに初出場することができた。今日はナイトゲームで先発出場することとなった。89分に交代するまで、プレーすることができた。
 亀岡は、高槻、福岡アンクラス戦にフル出場している。プレーできることに感謝すると同時に、今日の経験を生かして更なる精進を進めていくことが大切である。
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2008年06月20日

デュソー氏トレーニング

 前期最終日となるデュソー氏トレーニング。アカデミー生は、デュソーさんの姿を見つけると足早に「ボンシュール」といって歩み寄り、握手をしていく。デュソーさんは、そんなアカデミー生に目を細めながら、一人ひとりに笑顔で微笑みかける。だが、優しい顔もここまでだ。トレーニングが始まると一切の妥協を許さず、次々とトレーニングを課していく。
 いつも通りまずは、パス&コントロール。正確性を第一にプレーさせる。徐々に課題を増していく。動きながらのテクニックと動きの習慣化そして観て、判断しなければならない選択肢をもったエクササイズが質の高い繰り返しで行われる。
 今日は、いつもより早く6vs6+GKのゲーム形式のエクササイズがスタートした。ゲームの中で、AT・DFに関わる基本タクティックをゲームフリーズ・シンクロコーチングを用いて進めた。おもなコーチング内容は以下の通りである。
 
AT:
-ボール保持者に対して
  前、横、後にパスコースを作る
-素早く周りを観ること。
-Offの選手がお互いを観て相談する
-中盤より前に運ぶ
-組み立て
  パスの距離を大切に
  近くに
-スピードアップするために前のスペースを空ける
-2人のDFの間に動く。パスを受ける
-ボールを動かして、プレーする
-2人の間に立つ
-ATは、距離を大切に
-サポートに顔を出す
-2m、3mの動きがすべてを変える
-テクニックを発揮してボールを失わない
-準備をしっかりする(組み立てのこと)
-組み立てをしっかりとして、我慢してボールを動かしていく。左右に前後に
-守備にアンバランスが生じたら、爆発的にスピードアップする
-常にポジションを取り続ける
 
DF:
-DFの意識
-危険な所に帰る
-相手ボールになったら、すぐに戻ってDFをする。
‐ボールラインより戻る
  ⇒ボールに越えられない
-DFは同じラインに立たない
-1人がアプローチ、他がカバー
-アプローチを徹底する
 
デュソーさんが再び観るのは、3ヶ月後。繰り返し、繰り返し反復して、成長した姿を見せよう。

2008年06月15日

ホームステイ

 親元から離れて寮生活をしているアカデミー生をサポートしていただいている地元の方々に1泊2日ホームステイさせていただいた。引き受けていただいた家庭は、地元楢葉町のサポートファミリー7家族と趣旨を理解いただいた浜通り地区の4家族計11家族である。
 スタート当初から、自分の娘と思って、家庭内の様々な仕事を一緒にさせてください。台所に一緒に立って、料理の仕方を教えてください。掃除・洗濯を一緒にしてください。スタッフには、話すことのできない、悩みや不安、心配ごとを聞いてください。などなど。何回もお世話になっている家族に行くアカデミー生もいれば、初めてお世話になるアカデミー生もいる。
 今日、18時に全員が帰寮してきた。みんなが明るい笑顔でそれぞれお世話になった方々と挨拶をしている。みなさんからぜひ次の機会もうちに来てくださいと話してくださる。本当に感謝。なかには、夕飯の食事で一升のご飯をたいらげたアカデミー生グループがいたようである。

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