JFAアカデミー福島

Diary ダイアリー いきいきとしたレポートをお届け。

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2006年05月28日

JFAプログラム-はがきを書こう-

 現代社会の身近なコミュニケーションツールのひとつは周知のとおり携帯電話である。携帯電話を使えば通話やメールですぐに相手に用件を伝えることができる。しかし、携帯電話やパソコンのメールが普及する前は、電話とともに郵便物が身近で便利なコミュニケーションツールであった。話して伝えるのではなく、文字にしたためて相手に用件を伝える手紙やはがき。筆を持って自分の手で文字を書くことによって、時間をかけて届けたい相手のことを考え、ひとつひとつの文字に想いをこめる。文字ひとつをとっても、デジタルな規格通りの字ではなく、書く者のくせや感情が反映する。そういう意味ではとても温かみのあるコミュニケーションツールである。
 5月14日の母の日にちなんで「家族へのはがきを書く」というテーマを皮切りに、二週間に一度はがきを書くプログラムをスタートさせた。これには、文章を構成する力、漢字の書き取り、表現力、などの力を身につけさせる意図も含んでいる。

2006年05月27日

ロジカルコミュニケーションスキル②

 論理的に物事を考え、伝える力を身につけるために、本日は「理由の中身」を取り出すプログラムを行った。題材は「サッカーが好きな理由」、「アカデミーを選んだ理由」。アカデミーの生活が始まってもうすぐ2ヶ月、この間何度もこのような質問に答える機会があった。しかし、選手達が今日答えた内容はこれまでと比較にならないほど深く掘り下げて具体的に答えることができていた。この変化には先生も驚いた様子であった。

2006年05月25日

栄養セミナー

 「良い栄養」「良い休養」「良いトレーニング」。
 本日は、トレーニング終了後、成長期の子どもたちの体つくりにかかせない「良い栄養」についてのセミナーが寮の食堂で行われた。この年代、そして女性スポーツ選手として必要な要素である「鉄分」と「カルシウム」について、働き、必要摂取量、そして含有量が多い食品について説明を受けた。セミナー後に振り返ってみると、これらは毎日寮で出していただいている食事に必ず含まれている。本日の朝食ではひじき、納豆、夕食では豆腐、ほうれん草、そしてもちろん毎食欠かさず食卓にでてくる牛乳。栄養バランスを考えて調理してくださっている方に感謝の気持ちを忘れず、毎日おいしくいただこう。

2006年05月24日

中学校陸上大会

 南相馬市で行われた中学校陸上大会。楢葉中学校特設陸上部の一員として7名の選手が参加した。陸上部の先生から誘いをいただいたとき、自分の意志で参加を決めた選手達。大会当日の種目・役割はそれぞれ違う。大会と名のつく以上、参加した選手それぞれにそれなりの結果が突きつけられる。嬉しい想いをした者、悔しい想いをした者、どのような結果であれ、スポーツを行っていく上で受け入れなければならない。そしてそういう小さな経験が積み重なって大きな人間に成長していくのだろう。今日はスポーツに共通する貴重な経験ができた一日であった。

2006年05月23日

質の追求

 火曜日の午前中は授業トレーニング。先週と同様、GKは基本技術とキックのトレーニングを行い、フィールドプレーヤーはシュートトレーニングを行った。先週とテーマは同じ。オーガナイズは違っても同じテーマで何度も何度も繰り返す。「やりこむ」ことにより、己の技術として体得していくのである。そして、その中で大切なことは「質」の追求である。シュートを1本うつごとに、「軸足・蹴り足とボールとの位置」「上半身のかぶせ方」「ボールとの接点」を確認しながら繰り返すことで「質」は高くなる。
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 夕方のトレーニングでは1vs1、2vs2を中心に、ゲームの中でのドリブル・ターン・フェイントスキルの発揮をテーマにトレーニングを行った。今日のトレーニングでは1vs1、2vs2の中で選手達がみるみるうちに変化していった。良い判断を伴った効果的なフェイント・ターン技術が発揮される。トレーニング後のスタッフミーティングの中で振り返ると、「『観る』ことができていた」、「導入部分での技術トレーニングで急がせず『ゆっくり」』やったことが『観る』ことにつながった」との話になった。「スピード」も重要な要素だが、「観る」ことが良い判断につながることを改めて感じたトレーニングだった。

2006年05月21日

イベント盛りだくさんな一日

 18日から始まったトレセンコーチ研修会も本日の午前中で終わりである。昨日は土曜日だったため、午前と午後にトレーニングを実施。中3・高1の選手は火曜日に授業トレーニングが行われているので、本日が初めての2部練習ではないが、中1・中2にとっては昨日が初めてである。少々、疲れも見えたが、今日の内容は昨年度のトレセンメニューで紹介されているデイリートレーニング。「スライディング」「ヘディング」「コンタクトスキル」と「パス&コントロール」のメニューを行った。多くの選手がこれまでにも行ったことのあるトレーニングであったが、まだまだ継続してトレーニングしていかなければならない課題も再確認することができた。
 そして、午後は13時キックオフのLリーグの補助役員。先日のプレシーズンマッチとは違い、リーグ戦本番の戦いであったため、本日はタンカ部隊にも出番があった。いつピッチ内に入ってよいのか戸惑いながらも、無事に任務を遂行していた。
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 さて、イベント盛りだくさんな一日の最後は日本代表キャンプの見学。トレーニングの最後には、アカデミーの選手達も行っているシュートトレーニングや体幹トレーニングを行っていた。それを食い入るように見つめる選手達の眼差しは希望に満ちており、そして真剣そのもの。男女の違いはあるにせよ、いつかは自分も代表選手にという想いで見ていたことだろう。
 さらに本日は嬉しい出来事が最後に待っていた。代表チームの練習を見終わってみんなで帰っているところ、同様に見学に来ていた観客から、「頑張れ!未来のなでしこジャパン!!」と大きな声で声援をいただいた。たった一人の方の言葉だったが、我々の耳にはっきりと聞こえた。それとともに、心にも大きく響いたありがたい言葉だった。
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2006年05月20日

高円宮妃殿下の激励

 本日は激しい雨にも関わらず、日本サッカー協会名誉総裁の高円宮妃久子殿下から激励のお言葉をいただいた。妃殿下からお言葉をいただいた後、歓声をあげる選手達。少し離れたところにいたスタッフからはなぜ歓声があがったのかはわからなかったが、後から選手達に聞いてみると、綺麗な指輪とネールアート、大きなイヤリングを近くで見せていただいていたようである。グラウンド上ではたくましい選手達だが、さすがに女の子である。綺麗なアクセサリーに感動していたようだ。
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2006年05月19日

キャプテン来寮

 川淵キャプテンが女子寮を訪問。激励の言葉をいただくと共に、直筆の色紙をプレゼントされた。そこに書かれてあった言葉は、『大きな夢を必ず実現させる』。
 「私の言葉」とともに、毎日目に入る食堂に掲示しよう。
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2006年05月18日

地域女子トレセンコーチ研修会

 昨年度から女子のナショナルトレセンU-15が開催されている。今日から今年度のナショナルトレセンコーチと地域女子トレセンコーチが集まって研修が行われた。日本全国9地域からトレセン担当者が集まってくるので、選手達の中には3月まで暮らしていた地元のコーチと久しぶりの再会ができることをとても楽しみにしている者も多くいた。今日から4日間、30名弱の指導者の方から指導をしてもらえるので、積極的に取り組んでもらいたい。
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 また、本日は佐藤栄佐久福島県知事がアカデミーの視察に訪れ、激励の言葉をいただいた。佐藤県知事の座右の銘は「事上磨錬(じじょうまれん)」(福島県HPより)。日々の物事に当たって、その一つひとつに真剣に取り組むことが大切であり、それが自分を磨くことになる、という意味だそうです。選手達にも当てはまる言葉ですね。
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【堤総務のコメント】
 多くのコーチに教わり、トレーニングの意味を理解しようと考えながらプレーする様子が見られました。
 また、選考会でお世話になったコーチとも久しぶりにお会いすることができ、喜んでいました。コーチからも当時よりずいぶん身体が大きくなったのではとのコメントをいただきました。
 子どもは日々成長するのですね。入寮からの一ヶ月半でも変化が見られます。
 もうすぐ全員がわたしの身長を抜くでしょう・・・。

2006年05月17日

全体ミーティング

 中学1.2年生の学習旅行の帰りを待って、全体ミーティングを実施。内容はテクニカル的なもの、生活指導、アカデミーのチームスローガンの決定が行われた。
 まず、U-20世界選手権アジア予選のテクニカルビデオを見て、日本の課題・これから身につけるべき要素を学んだ。U-20代表チーム(アジア予選時はU-19代表チーム)はなでしこジャパンを目標にしている選手達にとっては、それよりも身近な世代の代表チームである。アジアを突破して世界に出るために、そして世界で活躍するために、明確なイメージを描いてトレーニングに臨む材料を真剣な姿勢で吸収していた。
 そして、生活指導として睡眠の重要性を再確認した。「良いトレーニング」「良い栄養」そして「良い休養(睡眠)」。ピッチ内ではなくとも「良い選手」となるために努力するべき要素はある。「ご飯を残してはいけない」「就寝時間を守ろう」といったルールの下には、「なぜ?」「何のために?」という理由が必ずある。それを理解させることによって、自ら行動に移せるようになることが大切なのである。

学習旅行

 中学1年生、2年生が学習旅行に行ってきた。中1は会津若松へ、中2は仙台へ。
 中1は鶴ヶ城で歴史の学習、がぶりガーデンでアップルパイ・大福・笹団子の調理を行い、中2は班別学習を中心としてこども宇宙館、仙台駅周辺でショッピング、仙台博物館見学を行ってきたようである。
 感想は「普段はあまり買い物ができないので買い物ができたのが嬉しくて楽しかった」「久しぶりにマクドナルドのハンバーガーを食べられておいしかった」「帰りのバスの中でBIRTH DAYの歌を歌ってくれて思い出に残った」「班別行動がスムーズに行かなかったので修学旅行では頑張りたい」「鶴ヶ城で白虎隊の勉強をした。もう少し調べてみたいと思った」「鶴ヶ城の上から見た景色はきれいで涼しくて気持ちよかった」「調理は難しかったけどお店の人が丁寧に教えてくれた。おいしかった」など。それぞれ楽しい時間がすごせたようである。

2006年05月16日

点を獲る

 朝の8時。Jヴィレッジの雨天練習場にトレーニングの準備をした10名が集合。高校1年生と中学3年生は学校の選択体育の一環として、火曜日の1.2時間目にアカデミーでのサッカーの活動を行っている。本日は西入・須永両GKコーチによるゴールキーパートレーニングとフィールドプレーヤーのトレーニングに分かれて練習を行った。
 ゴールキーパーは腰から上のボールに対してのオーバーハンドキャッチの基本技術とキックを中心にトレーニングを行った。さまざまな距離・角度からのボールに対して、確実にキャッチできるように、何回も繰り返し行っていた。
 フィールドプレーヤーはトレーニング開始時の「今日はシュートを100本から150本うつ」という今泉ヘッドコーチの言葉から始まり、6種類のシュートトレーニングを行った。サッカーにおける攻撃の本質である「点を獲る」ということに焦点をあてて、シュートをうち続ける選手たち。フィニッシュの精度という点ではまだまだ繰り返し行っていくことが必要である。獲れるべき時に確実に得点を獲るために。

2006年05月13日

トレーニングマッチ

 アカデミーとして、初の対外試合を実施した。先日、トレーニングマッチを行うことを今泉ヘッドコーチより伝えられたところ、選手達は大喜び。今日の出発前も早くグラウンドに行きたくてたまりない様子であった。
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 午後は場所をJヴィレッジスタジアムに移してなでしこリーグプレシーズンマッチの補助員を行った。ボールガール、タンカ係、記録係など、それぞれ任された仕事を一生懸命行う。それとともに、自分たちが試合を行う陰にはいろいろな人の力・助けがあってこそ、ということを認識し、いつも感謝の気持ちを持てるようになってほしい。また、試合会場にはそこで仕事をしている多くの分野の方がいる。審判、大会運営者、テレビ局の取材陣・新聞記者などのプレス関係者、チーム関係者(テクニカルスタッフ・メディカルスタッフ・マネジメントスタッフ)。このような場をチャンスとばかりに好奇心旺盛な目線で何かを得ようという意思を持って臨んだ者がいただろうか。すべてを用意された状況で与えられるものを吸収するばかりではなく、その場(環境)が待つ多くの要素を貪欲に吸収する姿勢を持つことができたら、そこでの成長はとても大きなものとなるだろう。
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「今泉ヘッドコーチ コメント」

 初めての練習試合を中学生が通っている、楢葉中学校と行いました。
 雨が降りしきる中での試合でしたが、初めての練習試合ということで、全員が緊張した面持ちでのぞみました。
 20分×3本実施しました。選手それぞれが、いろいろなポジションをこなしていく中で、練習で行っていることを実践でトライしていく中で、自らのできたことと、できなかったことを持ち帰っていくことが大切ですね。小さな成功を積み重ねていくことです。

2006年05月11日

学習時間

 漢字の書き取り、国語の文章読解、数学、歴史、英語、宿題、予習、日常学習など、内容・目的を自分で決め、学習を行う。本日から始まった夜の学習時間。各学年の学習部屋に分かれて取り組んだ。
 そして、スケジュールで決められた学習時間を過ぎても机に向かう高1の選手。聞けば宿題は既に終わっているようで、まさに自主学習。時間は既に22時を回っている。学業もおろそかにしないすばらしい姿勢である。
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2006年05月10日

個人目標 宣言!!

 ゴールデンウィークのオフが終わり、アカデミー初年度第2クールの幕が明けた。そこで、これからまた再スタートするという意味もこめて全体ミーティングを実施した。
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 ミーティングの大きな内容は三つ。
 一つ目は、日常スケジュールの変更。アカデミーの生活も1ヶ月が過ぎ、基本的なスケジュールに慣れてきたということで、今後はスケジュールに少し自由な時間を持たせ、自分で行動を決定することになった。そして、これまでは学習の時間を各自で作って勉強していたのだが、5月からは夜の学習時間を設定した。
 二つ目は個人目標の宣言。ゴールデンウィーク前に寮内ルール見直しミーティングを実施したのだが、その中である選手からの提案により、個人目標をゴールデンウィーク中に考えてくることになった。そして本日、一人ひとりがみんなの前で宣言し、サッカーピッチが描かれた模造紙に自分の手で書き留めた。「私の言葉」と題されたこの模造紙は寮内の食堂に掲示する。自分なりに考えた目標・言葉を毎日見えるところに掲げ、「初心忘るべからず」とばかりに努力を続けるための力になってくれるだろう。
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 三つ目は「ドイツに行くのはどいつだ?」作文発表会。アカデミー女子から1人しか行けないドイツW杯 日本vsブラジルのチケットを手に入れるために、13人の選手が戦いの場に上がった。といっても、サッカーのプレーではなく表現力の戦い。自分の「行きたい!」「観たい!」という想いを作文にしたため、みんなの前で発表してもらった。発表をした全員が自分の想いを一生懸命伝えてくれた。甲乙つけがたい発表の中で、ドイツ行きのチケットを手にしたのは本多由佳選手。アカデミー生の代表として、日本代表チームの勇姿、ブラジル代表チームのプレー、W杯の雰囲気、ドイツの文化など、たくさんのものを目に、頭に焼きつけて来てほしい。
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放出エネルギー

 昨日は広野サッカー場でトレーニングを行った。GKトレーニングのために参加していた須永コーチに練習後の感想を求めた。すると「みんないきいきとした表情で元気にプレーしているね。」との感想をいただいた。4月に練習を見に来ていた協会スタッフの方にも同様のコメントをいただいている。
 チームでトレーニングしていると、お互いの表情というのは必ず周り(チームメイト)に影響を与えているものである。選手達の「いきいきとした表情」はそれ自体が善玉エネルギーとなって周りに伝わる。そして選手間で良い相乗効果が生まれる。
 質の高いトレーニングとは、メニューの質やピッチなどの環境の質も大切だが、選手たちが放つこの表情は個から放出され全体に伝わり、それがトレーニングの質を高める大きな要因となる。

2006年05月09日

アドリブ力

 「風邪気味の人が多いので早く治しましょう。」
 本日の練習後に中2の選手が発した一言である。実は、アカデミー女子チームでは練習やミーティングなど、全体での活動が終わった後に選手の中の一人が音頭を取って拍手で活動を締めくくることが通例になっている。高3から中1まで全員が順番に音頭をとる。5月に入って2順目となり、ただ音頭を取るだけではなくて、必ず何か一言を各自のアドリブで言うことになった。
 冒頭の言葉が本日のそれである。選手達が帰寮してきた7日と練習再開日となった8日は、まるで冬が戻ってきたような肌寒い日であった。それぞれの帰省先との気候の違いからか、風邪気味の選手が数人出てきた。そこで、このような言葉を言ったのだろう。状況に応じて、チーム内で必要なことを仲間に投げかけた一言である。
 さて、練習後はそれに加えて、スタッフから「早く治す」ために、「速やかな着替え」「うがい」「手洗い」「練習後の寮での過ごし方」のアドバイスが伝えられた。今回のことで、体調を崩したときになるべく早くベストコンディションに戻す術を身につけるきっかけとなってくれたらうれしい。

2006年05月07日

笑顔で帰寮

 4日間静まり返っていた寮に元気な笑顔と笑い声が戻ってきた。地元に帰りリフレッシュしてきた子どもたち。久しぶりに会って、「髪を切ってきたんですよ!!」と元気に話すもの、仲間同士で久しぶりの再会とばかりに抱き合う者。みんながみんな笑顔で寮の扉をくぐるその姿がほほえましい。
 今日の夕食はとてもにぎやか。さぁ、明日からまた再スタート!!元気よく頑張ろう!!
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2006年05月03日

帰省日

 楢葉の地に夢を抱いた少女たちが集結して約1ヶ月。この間、子どもたちは親元を離れ、自分のことは自分で行うという生活環境の中で、成長への階段を登り始めた。子どもたちにとって1ヶ月は長かったのだろうか、短かったのだろうか。本日は初めての帰省日となった。地元のサポートファミリーの家にお世話になる2名をのぞいて、21名が家に帰る。「いってらっしゃい!!」「帰っておいでよ!!」と声を掛け合いながら、寮を後にする子供たち。後に帰る者は先に帰る者の荷物を一緒に持ち運んであげる。そんな行動にも1ヶ月の生活の中で身につけた協力の心がうかがえる。
 ゴールデンウィークの帰省で、保護者の方に、今までお世話になったチームの方に、そして友達にアカデミーでの話しをたくさんして、リフレッシュして新たな気持ちで寮に帰ってきてほしい。
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自然の恵み

 「本日は晴天なり」とばかりに春の暖かい陽射しが降り注ぐ。寮の周りではたくさんの草木が色とりどりの花をつけている。
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 そして山では山菜が芽を出しているようで、地元の人が山菜取りをしている姿をよく目にする。
 寮でも季節の魚や山菜を食事で出していただき、子供たちも福島の地元の味・季節の味に舌鼓を打っている。
 さて本日、寮のおばあさんが採ってきた「山うど(山独活)」をいただいた。おいしい料理方法は「てんぷら」「サラダ(野菜スティック)酢味噌マヨネーズ添え」「味噌汁」などだそうだ。先日のバーベキューではてんぷらにして出していただいたようで、少し苦味がある味わいでスタッフに大人気だったようである。手軽に作りやすい料理として教えていただいた味噌汁の具にもしてみたが、葉の部分は苦味があったが、白い茎の部分はさっぱりとしてとても食べやすい。自然の恵みに感謝しておいしくいただいた。
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