JFAアカデミー福島

Diary ダイアリー いきいきとしたレポートをお届け。

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2006年06月29日

トレーニング再開

 定期テストを終えた中学生が元気にユニフォームに着替えている。本日は木曜日。選択体育の一環として行われる授業トレーニングの日。中学生は午前中に一学期の定期テストを終え、口々にテストの出来を話しながら元気よく着替える。
 久しぶりに全体でのトレーニングであったため、梅雨の時期にもかかわらず青く晴れた楢葉の空のように、選手たちの心も清清しい気持ちでいっぱいだったのだろう。グラウンドには選手の笑顔が満ち溢れていた。
 トレーニングはミニゲーム中心のものとなったが、いざトレーニングを始めるとテスト勉強でコンディションが落ちているのか、プレーに切れがなく、判断も遅くなりがち。
トレーニング後のある選手の言葉では「昨日5時間しか寝ていないからきつかった」とのこと(テスト勉強のために就寝時間の延長を申し出た選手には学習の終了時間を設定することを条件に許可している)。良いコンディションが良いパフォーマンスにつながる、睡眠時間を確保することの大切さを身をもって感じられたようだ。

2006年06月27日

坂道ダッシュ

 本日も中学生はテスト勉強。午前中は授業トレーニングだったため、中3・高1の選手たちは火曜恒例のシュートトレーニングを行ったが、午後は高校生のみ。
午後はフィジカルトレーニングとして、寮前で坂道ダッシュを行った。発育のピークも過ぎ、下肢筋への影響も考えられないため、ミドルパワー向上を目的として行った。
45秒~50秒ほどの時間をダッシュするため負荷が高く、選手たちにとってはかなりきついと感じるトレーニングであるが、前線から激しいプレスをかけてチェイシングしたり、激しく攻守が切り替わるゲームにおいて、パフォーマンスを発揮するためにはこういった要素を向上させるトレーニングも必要である。

2006年06月26日

自主練習

 昨日より、中学生は定期テストの準備のため、トレーニングが休みとなっている。高校生は既に中間テストが終了しているため、自主トレーニングを行った。ボールを使用したトレーニングやコーディネーショントレーニングなど、各自が自分の考えるトレーニングを行なったようだ。

2006年06月25日

トレーニングマッチ:vs楢葉中学校

 昨日の午後は楢葉中学校とのトレーニングマッチ。25分を4本行った。
今週のトレーニングではファーストタッチをテーマにトレーニングをしていた。先週と同様、今週の試合でもアプローチの速い相手とのゲームで、早い判断を伴ったファーストタッチが必要となる。
 ボールを動かすビルドアップについては向上が見られたが、ファーストタッチやパススピードにはまだ物足りない部分が見られる。判断をともなったファーストタッチにはその前に良い準備をすること、「いつ」「どこで」「どのように」パスを受けるのか、そして何を観ておくのかといったことが要求される。これらのことを良い習慣として身につけるためにトレーニングをつんでいかなければならない。
しかし、その中でも良いプレーも見られ、ディフェンスの選手がかかわったサイドチェンジからチャンスをつくり、得点までつなげることができた。また、キックの質にも変化が見え始めている。

2006年06月24日

見汐コーチ

 テクニカルスタッフの見汐コーチが、週末にアカデミーを訪れることがある。目的はU19日本女子代表チームが4月に出場したAFC U-19女子選手権 マレーシア2006のテクニカルVTR作成。しかし、今の時期は選手たちがトレーニングから寮に戻ってきた後の数時間だけ家庭教師となっている。選手たちの評判はとてもよく、わかりやすく、そしておもしろく教えてくれるのだそうだ。3学年それぞれに学習指導した見汐コーチの表情には少なからず疲労の色が見えることもある。選手たちには教えてもらった成果を「理解」という形で表してもらいたい。

マナーセミナー 2

 午前中に寮にて行われた第2回マナーセミナー。本日のカリキュラムは「普段の食事」。アカデミー生が普段食事をとっている寮内の食堂にて、食事のときの姿勢、「頂きます」や「ご馳走さま」の意味からはじまり、食事中のおしゃべり、配膳の仕方、箸の作法、器の持ち方などについて、レクチャーを受けた後、実際に昼食を取りながら復習を行った。
昼食では生徒たちのほとんどがかなり苦戦していたようで、「緊張する」「忙しい」「食べた気がしない」などの感想をもらしていた。
箸の使い方や姿勢についてもそうだが、アカデミー生たちが最も苦戦していたのが汁物についての作法である。お茶碗(ご飯)は左、お椀(汁物)は右に配膳される。皆さんは食事中お椀をどちらの手で取るでしょうか?スタッフを含め、アカデミー生のほとんどが箸を持っていない手、すなわち左手で取っていました。しかし、公の場での正しいマナーでは、右の器は右手で持ち上げるのです。当然その際に箸を持っていることはできませんから、汁物を食べるときには箸を一旦おくことになります。そして右手でもったお椀を左手に持ち替え、右手で箸をとり、お椀を盛った左手小指をうまく使い右手で正しく箸を持ち、汁物を口に運びます。また、食事の順番については「ご飯」→「汁物」→「ご飯」→「おかず」→「ご飯」となっているので、箸を持ったり置いたり、お椀を持ったり置いたり持ち替えたり、その中で正しい姿勢、箸の持ち方、箸を持っていない手の場所などを意識しなければいけいのです。上述した生徒たちの反応もごく自然なものと言えるでしょう。
本日の昼食では、生徒たちにとっては楽しく食事をとるという状況にはならなかったが、今後、公の場にでて食事をすることになったときに、正しいマナーを知っていることは生徒たちの財産となるであろう。
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2006年06月22日

第2回寮内テスト

 先週の日曜日に第1回目を実施したが、本日は第2回目。定期テストが約1週間後にせまり、学習時間後に勉強を続ける選手の姿が目立ってきた。来週になると中学生はテスト準備のため、練習は休みとなるが、今週末はトレーニングマッチが入っており、通常通りトレーニングを行うことは事前に伝えている。したがって、選手たちはテストまでの日数、トレーニングの実施状況を考えて、各自でテスト勉強の計画をたて、テスト当日まで学習進度を計算しながら勉強している。この寮内テストはそのひとつの指標になればよいと思っている。現在の自分の理解度を確認し、分からない要素・間違った点をもう一度見直し理解する。課題を抽出し、トレーニングを行い、克服する、といったサッカーのトレーニングと同様のサイクルである。

2006年06月21日

ドイツW杯へ出発

 5月10日の日記でも紹介した、「ドイツに行くのはどいつだ?」作文発表会でドイツW杯 日本vsブラジルの切符を手にした本多選手が昨日、福島を発った。日本の決勝トーナメント進出をかけた一戦を生で観戦することになる。24日の夕方にはこちらに戻ってくる強行日程ではあるが、眼と耳と心をフル稼働させて、日本代表の戦い、サッカーの文化、ドイツの文化を感じてきて欲しい。

2006年06月20日

手塚コーチ

g0620.JPG 先週の火曜日(13日)にナショナルトレセンコーチの手塚コーチがアカデミーを訪れた。他の用件でJヴィレッジに来ていたのだが、夕方にアカデミーのトレーニングがあることを確認するとグラウンドに来て、実際にトレーニングを行ってくれた。内容は浮き球のコントロールとして、リフティングを行い、そこからシュートトレーニングに発展していった。ある選手は「何本も良いシュートが決まり、とても楽しかった」と感想を漏らしていた。実際、浮き球のシュートを行っている最中、ワンポイントで蹴るタイミングや動き出すタイミングを理解するだけで、みる間にシュートの質が変化していった。見ているコーチ陣も思わず声を上げてしまうほどであった。

2006年06月18日

トレーニングマッチ:vs植田中学校

g0618-01.jpg.JPG 植田中学校(いわき市)とトレーニングマッチを行った。5月に実施した楢葉中学校以来の男子中学生とのゲーム。先週実施したトレーニングの成果が出るかとても楽しみな試合であった。


【今泉ヘッドコーチのコメント】
 中学生チームと25分×4本実施。中学生男子と攻守の切り替えの早いゲームを展開する。植田中のアプローチが早いため、早い判断を必要とするゲームとなる。
 先週のゲームより、ボールを持っていないプレーヤーの動きが少ないため、今週は,2vs1を作るということをテーマにトレーニングしてきた。攻撃については、これをテーマにチャレンジする。植田中のプレッシャーが早い中で、ボールを動かしながら、ビルドアップにトライする。流れの中で、CKで2vs1で崩す場面があらわれた。しかし、まだまだパススピードが弱くインターセプトされる場面が見られる。日常のトレーニングからキックの質を上げていくことが大切である。
 オフ・ザ・ボールの動きも不足している。ボールが来る前に良い準備ができない。そのため、相手との駆け引きが生まれない。チェックの動き、プルアウェイ、ウエーブの動きなどがまだまだ現れてこない。また、良い準備ができていないため、ファーストタッチが足元になってしまう。このあたりを次週の課題として取り組んでいきたいと考えている。

g0618-02.jpg.JPG そして、昼食をはさみ、午後は14:00から27日(火)から始まる中学生の定期テスト対策として第1回寮内テストを実施した。試験後は自分の弱点を見つけだし、間違った箇所を中心に復習。学年ごとに分かれ、正解したものが間違ったものに教え、それでもわからなければスタッフが指導する。ここでも協力しながら、努力する姿勢が大事である。

2006年06月17日

鈴木規郎選手来寮

g0617-01.jpg.JPG FC東京の現役選手である鈴木規郎選手が女子寮を訪れ、中学・高校生時代に意識していたこと、プロ選手として注意を払っていること、トレーニングを行うにあたり考えていること、日常生活の重要性など、選手達にわかりやすく、時には問いかけながら熱心に話しをしていただいた。
 鈴木選手の実際の経験を織り交ぜながら、約1時間に渡り、たくさんの話をしていただいたが、ここでその中のひとつを紹介しよう。
プロ選手はシーズン中であれば、1日のトレーニングは2時間前後。それ以外の時間をどのように使うかについて細かく話していただいた。起床からトレーニングまで、そしてトレーニング終了後から就寝まで、食事の時間、リフレッシュ(遊び)の時間、リラックス(マッサージや昼寝)の時間などがある。プロ選手はその全てをサッカーのため、「次のトレーニングの準備」のために費やしている。そしてその後、次のように選手達に投げかけられた。アカデミー生達にもサッカーのトレーニング以外の時間はあるだろう。学校での授業、寮内の清掃、食事、学習時間そして自由時間。今はある程度決まったスケジュールの中で生活しているが、その規則正しい生活リズムを継続させて欲しい。サッカーのトレーニング以外の時間もサッカーのために費やせる選手が良い選手に成長していくだろう、と。
 選手達はサッカーノートとペンを片手に、貴重な話を聞き漏らさないようメモを取りながら真剣に聞いていた。
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2006年06月15日

救命講習

g0615-01.jpg.JPG 中学生のみであるが午前中に富岡消防署楢葉分署にて救命講習会を受講した。内容は応急手当の重要性(パワーポイントを使用した講義)・心肺蘇生法(実技)・心肺蘇生方+AED(実技)・止血法と異物除去。3時間に渡る講習の中で、救急救命士の方に丁寧にひとつひとつ教えていただいた。AEDとは自動体外式除細動器の略称であり、心臓の心室が小刻みに震え、全身に血液を送ることができなくなる心室細動等の致死性の不整脈の状態を心臓に電気ショックを与えることにより、正常な状態に戻す器械である。平成16年7月から一般市民による使用が認められた。アカデミー女子寮にもAEDがあり、この講習を受けることにより選手達も使用できるようになる。何かがおこらないほうがよいのは当たり前のことだが、もしも何かがあったときに冷静に迅速に対処できるよう、その術を身につけるために受講した。もちろんスタッフも一緒に全ての講習を受けた。今後、高校生も受講する予定である。g0615-02.jpg.JPGg0615-03.jpg.JPG

 午後は東京ヴェルディのトレーニングマッチを見学。昨日練習を見学し、各自で感じたトレーニングの意図が試合にどのようにつながっているのかを感じてもらうためである。プロ選手の生の試合を客観的に見学できたので、選手達の中には、現在アカデミーで行っている内容とリンクさせて観ていた者も多くいた。

2006年06月14日

Jクラブキャンプ見学

 本日は東京ヴェルディ1969のトレーニングを見学し、レポートを書くという活動を行った。レポートを書く際のポイントを以下のように設定し、それぞれの目線でプロ選手の練習を観た。

 1.練習のどこに注目してみるのか
 2.練習をみてその注目点はどうであったか
 3.チームもしくは練習の狙いは何か
 4.チームでの決まり事は何か
 5.選手の練習へ取り組む姿勢はどうであったか
 6.疑問点・質問点
 7.感想

普段のトレーニングを行っている中で選手達が感じている課題が十人十色であるように、ひとつの練習を見学しても選手達が感じるものはそれぞれ違う。各自の目線でプロの練習から感じたことを心に留め置いてくれたらそれでいいと感じている。
 そして、夕方のトレーニングの最後には東京ヴェルディ1969のラモス瑠偉監督が激励に訪れ、30分に渡って熱を帯びた話をしていただいた。選手達は、勇気をもってプレーすること・チャレンジすること大切さ、そしてアカデミー内だけではなく日本全国のライバル達に負けない気持ち、今まで指導してくれた方や周りの方への感謝の気持ちを持つこと、そしてその感謝の気持ちはサッカーで努力して技術を磨きピッチ上で返すこと、といった内容が印象に残ったようである。g0614-01.jpg.JPGg0614-02.jpg.JPG


2006年06月13日

高校生中間テスト開始

g0613-01.jpg.jpg本日から高校生のテストが始まった。10日の土曜日(11日のトレーニングマッチを除く)からトレーニングを休みとし、試験勉強期間となっている。試験のためいつもより早く帰ってきた選手達は、体力維持と気分転換に近くの海まで走りに行く。そして自主トレーニングを終えるとお風呂で汗を流し、また机に向かいグラウンドで見せる表情と同じ顔で勉強を始める。高校生であるため、試験勉強の方法も既に身につけている。スタッフも安心して見守っている状態である。

 本日の午後のトレーニングではJヴィレッジでキャンプを行っているFC東京のアレッシャンドレ タデウ ガーロ監督・石川直宏選手・小澤竜己選手がアカデミー生への激励に訪れた。練習終了後にそれぞれから激励の言葉をいただいた。練習後であったために、選手達は疲労感もあっただろうが、監督と選手が目の前に現れると、そんなことはどこかに吹き飛んでしまったように目を輝かせて話を聞いていた。この場所で努力してこれからまだまだ成長していかなければならない、もしもつらいことがあったとしてもサッカーを好きでいること、大切に思う気持ち心の芯に持ち続けて欲しいといった話をいただいた。
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2006年06月11日

トレーニングマッチ:vs富岡高校

g0611-01.jpg.JPG富岡高校とトレーニングマッチを行った。

【今泉ヘッドコーチのコメント】
今年より新設された富岡高女子サッカー部との対戦。35分×3本実施。霧雨の振る中キックオフ。相手メンバーが怪我のため不足しているので、水野(高1)は、富岡高でプレーする。
 キックオフより、アカデミーがボールを支配し、ゲームの主導権を握る。支配する時間が長いが、パスを出した後の動き出しが少なく、数的優位を作れない。パススピードが遅く、富岡高ディフェンスに修正する時間を与えてしまうため、なかなかフィニッシュに至らない。また、シュートを放つところまで行くと精度が悪くゴールを奪えない。
 守備に関しては、ボールの失い方が悪いときにカウンターアタックのリスクマネージメントができておらずシュートまで持っていかれてしまう場面ができる。
 攻守において課題の多いゲームであった。

2006年06月09日

フィジカル測定②

 先週行った内容とは違う要素の測定。アジリティテスト、バウンディング、ロングキックなど、形態的な変化と同時に、フィジカル能力も発達に応じた個々の変化を把握するために定期的に測定する。
 測定結果は中堀トレーナーによりスタッフ・選手にフィードバックされ、他年代の代表選手の数値と比較したり、年齢別に比較することにより、今後のトレーニングに活かされる。

2006年06月06日

定期テスト

 13日から高校生が中間テスト、そして27日から中学生の定期テストが始まる。試験範囲が少しずつ発表され始めたようで、学習時間の内容が日常学習からテストに向けた内容に変わってきた。高校生は一週間前を切ったということで、寮内の1階は学習時間以外でも静かにすることを約束事にした。先日のマナーでも習ったように、「思いやりの心」をもって生活してもらいたい。そして中学1年生にとっては初の定期テストである。試験範囲が発表された教科から試験勉強に取り組んでいるようで、音楽と美術の学習をしている選手もいる。各自、得意教科と苦手教科があるだろうが一生懸命取り組んでいるようである。

2006年06月03日

トレーニングマッチ

 ビッキィ泉・仙台ユースとの練習試合。前日に今泉ヘッドコーチから話があったとおり、30分×5本のゲームの中で各選手がいろいろなポジションを経験した。おそらくこれまで攻撃的なポジションを中心にプレーしてきたであろう選手がディフェンスを経験し、ディフェンスしか経験したことがないであろう選手がボランチやフォワードでプレーした。
 今日のゲームで選手に投げかけられたことのひとつは「失敗を恐れないこと」と「チャレンジすること」である。サッカーのプレーにおいて答えはひとつではない。試合中のその時々の状況に応じて、自分で判断すること、そして選択肢をたくさんもち、その中で最も有効だと判断したプレーを選択すること。「失敗を恐れず、チャレンジすること」によってトライとエラーを繰り返す。その過程を踏むことによってプレー中の選択肢を広げ、判断力をあげてゆく。
 そして、現在練習で取り組んでいる数的優位な状況は「どこ」なのかを観て判断し、そこにボールを動かし、数的優位な状況を活かして相手を突破することをテーマに置いてゲームに臨んだ。それに加えて、現時点で守備について特化したトレーニングはほとんど行っていないが、ボールには必ず一人アプローチすること、いわゆるファーストディフェンダーを決定すること、これだけは守備の面で必ずやろうと伝えられた。
さて、実際のゲームでは、現在実施しているトレーニングの成果が見られるプレー、得点シーンが随所に出てくるようになった。と同時に、まだまだ継続してやらなければならないこともわかった。本日テーマとしたプレーを実践するために習慣づける必要のある要素がたくさんある。例えば「観る」ためにはボールをどこに置けばよいのか、「体の向き」や「ファーストタッチ」において良い習慣を身につけることなどである。
 失敗を恐れずチャレンジし、トライ&エラーを繰り返すことで身につけていこう。

2006年06月02日

フィジカル測定

 本日はフィジカル測定を実施した。50m走、ジャンプテスト、そしてVMA(有酸素性最大スピード)「45-15法」。スピード、パワー、持久力の要素である。サッカーは種目特性上オープンスキルを発揮する競技であるためこれらのフィジカル要素のみがパフォーマンスに影響を及ぼすわけではない。しかし、フィジカル要素はプレー(パフォーマンス)の土台となる重要な要素のひとつであることも周知の事実である。5月中旬からフィジカル要素を含んだトレーニングも始まっている。世界で活躍する選手になるためにスキルや判断とともにフィジカルも向上させていかなければならない。

2006年06月01日

JFAプログラム-マナーセミナー①

 年間10回実施されるマナーセミナーの第1回目。本日はマナーの基本として「マナーとは」「挨拶・第一印象」「外国人との挨拶のマナー」「物の置き方・受け渡し方」についてロールプレイングを取り入れた内容が実施された。
 マナーとは相手を大切にすること、思いやり、そして「あなたを大切にしています」という気持ちを表現する方法・手段だという基本的な考え方から入り、実生活で実行できる内容が2時間にわたって進められた。例えば挨拶の姿勢や、握手の仕方、そして相手の立場や状況に応じてどのような方法をとったらよいのか、実生活とともにグラウンド上でも実行できるものもあった。
 マナーのルールは先人たちが相手とコミュニケーションをとる際に良い人間関係を築けるようにと考え、それが定着していったものである。それぞれのマナー・作法に理由がある。このセミナーではその理由とともに教えていただいたので選手達もスムーズに理解でき、ポジティブな姿勢で受講できたようである。セミナー後から嬉しそうに実践する選手達の姿があった。
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