JFAアカデミー福島

Diary ダイアリー いきいきとしたレポートをお届け。

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2007年04月26日

4月誕生日パーティー

 扇寮にて4月誕生日パーティーが行われた。この企画は昨年から男子が行っていたアイディアで、今月から女子でも毎月開催されることになった。記念すべき第1回目の主役は石原愛海、田口ひかり、川島はるな、須永愛海、吉武愛美の5名。
 パーティーの形式は自由で、数日前から鴫原お父さん、お母さん、栄養士の山下さんと誕生会実行委員を中心に企画が練られる。初回はバイキング形式で行われた。
 18:30いよいよパーティースタート。パーティー用にデコレートされた食堂にはピザ、そうめん、海鮮サラダ、お刺身、デザート等豪勢なメニューがずらりと並ぶ。その中でも生地から作った自家製ピザが大人気で食が進むにつれていつも以上に言葉もはずんでいく。
出し物恒例のショートコントをはさみながら和やかにパーティーが進み、パーティーが終わりに差し掛かろうとしたその時、ハッピーバースデーの大合唱と共にろうそくに火を灯した大きな大きなショートケーキが登場!!誰もが驚くサプライズであった。
 今夜のパーティーで仲間を想う気持ち、仲間に感謝する気持ち、お互いを思いやる絆がより一層深まったのではないだろうか。来月はどんなサプライズを企画してくれるのか今から非常に楽しみである。
GKコーチ  小林 忍         
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2007年04月23日

授業参観

 今年度の新しい学校生活が始まって約2週間が過ぎた。新中1と新高1は新しい学校での生活である。それぞれこれまでの小学校生活、中学校生活とは違った部分が多く、戸惑う場面も多かったのではないだろうか?中学生は徒歩から自転車での通学へ、高校生は自転車からバスでの通学へ、通学方法ひとつをとっても3月までとは全く違う。
 新しい学校生活にも少しずつ慣れてきたであろう先週の土曜日、アカデミーのスタッフが学校を訪れた。今年度最初の授業参観日である。偶然にも富岡高校と楢葉中学校の参観日が重なり、スタッフがそれぞれ分かれて授業の様子を見に行った。中2以上は既に昨年経験しているものの、中1はスタッフが参観しにくるとは思っていなかった様子で、登校前に先輩から聞いて驚いていた様子。授業中、スタッフの姿を見つけると、恥ずかしそうに隠れる生徒、スタッフの姿にも気付かず授業に熱中する生徒、堂々と発表する生徒、と反応はそれぞれだが、クラスに溶け込んだ様子で授業に参加していた。

2007年04月21日

JFAプログラム ロジカルコミュニケーションスキル

 2期生にとって初めてのロジカルコミュニケーションスキルの授業が男子2期生と共に柊寮にて行われた。この授業を通じて社会で自立して生きていくために必要な論理的思考力や批判的思考力を身につけていく事を目指す。第1回目の授業は『自己紹介』『問答ゲーム』『再話』が行われた。
 まずは自分のことをみんなに知ってもらうために自己紹介。人前で話すことに慣れていない様子で表情も硬く声のボリュームも小さい。みんなの目線が自分に集中し、どこか恥ずかしさを隠しきれず、どこを見て話せばいいのかわからない。先生がこんなことを中心に自己紹介してみようとヒントを与えるが、自分の意見を述べる事ができず型にはまってしまい全員同じ自己紹介になってしまう。
 続いて10人が円になっての問答ゲーム
問 : 『あなたは春が好きですか?』  答 : 『好きです。』
 すかさず指摘が入る。『誰が好きなの?』
再びチャレンジ。
答 : 『私は春が好きです。』  問 : 『理由は?』  答 : 『ん~~なんとなく。』
 この授業において『なんとなく』『ふつう』『びみょう』は禁句である。
 再びチャレンジ。
答 : 『なぜかというと、春は私に暖かい気候を運んできてくれるからです。』
 こんなにも自分の気持ちを言葉で相手に伝えることが難しいものなのか・・・。
 そして最後に再話。既にこの時点で頭の中はパンパンである。先生の読む話を頭に記憶させて後で文章にするというトレーニング。人の話をしっかり聞くというトレーニングである。登場人物は誰だったのか。いつの話だったのか。話の流れはどうだったのか。最終的にどうなったのか。必死に記憶をよみがえらせる。
 慣れないトレーニングに頭を抱えてしまうことが多かったが1期生も去年の今頃は同様であった。しかし1年間のトレーニングにより1期生は今ではすっかり人前で堂々と立派に話ができるようになった。
これもエリートを目指す者にとってのひとつの登竜門である。

GKコーチ  小林忍
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2007年04月15日

JFAプログラム:4級審判講習会

 思ったより分からない問題が多かった。プレーの再開方法など、初めて知ったルールもあった。
 講習会が終わった後の、選手の感想である。
 サッカーに関わる者として、ルールを正しく理解することは必須事項である。とはいえ、実際の試合状況ではめったに起こらない現象に関するルールはこういった機会に勉強しないと自分の知識とはならないだろう。また、ファウルやオフサイドに関する正しい理解は選手としてのパフォーマンスにも必ず活きてくる。
 そして、フェアプレー精神を身につけること。フェアプレーとは、ルールを正しく理解したうえで、ルールを守り、ルールの精神に従って行動したり、対戦チームのプレーヤーやレフェリーなどにも友情と尊敬をもって接すること。
これらのことが、講師としてきてくださったいわきサッカー協会の大井川氏より、DVD、パワーポイントを交えて、選手達にわかりやすく話がなされた。
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2007年04月14日

ASE:Action Socialization Experience

 筑波大学野外運動実習場「野生の森」にてASEを実施した。ASEとは社会性を育成する実際体験。一人では解決できない精神的、身体的課題に対して、グループ全員が協力してその課題に取り組む課題解決ゲームのことである。課題解決過程において、グループ内のコミュニケーションが活発になり信頼感や協力性が生まれるといわれている(注1)。
 2期生が入校したばかりのこのタイミングで、全体を3グループに分けて行なった。今回の目的は、『自然の中で、グループで問題を解決するいろいろな仲間づくりゲーム(ASE)を行なうことによって、①お互いをよく知り、②新しいアイディアを考え出し、③チームワークを高める』ことである。
 ムーミンパパをはじめ、ニクマンさん、タコヤキさん、ニモさん、ジーコさん(以上、プログラム中の愛称)、小田さん、小山さんに指導していただき、選手達は野生に返って、上に記した目的を遂行しようと積極的に取り組んだ。我々、アカデミースタッフは周りで見ているだけで、アドバイスをしないことはもちろんのこと、言葉を交わすことも皆無の状態で見守っていたが、トライ&エラーを繰り返しながら、次々と新たなアイディアを出し、躊躇することなく果敢に挑戦していた。失敗した後のこと、失敗しそうな不安な気持ちに邪魔されることなく、積極的に行動に移していた。これこそRisk Takerである。選手達のレポートにも同様のことが書いてあった。実際の体験で感じてくれたようである。
 さて、本プログラム前に、目的①「お互いをよく知り」の中に、自分のことをよく知る、仲間のことをよく知る、ことが伝えられていた。それは、自分と仲間の知らない、または今まで気付かなかった一面を発見することである。入ったばかりの2期生もだが、1期生同士もたくさんの気付きがあったようである。

*注1:参考文献、土方圭・橘直隆・坂本昭裕,キャンプ参加児童・生徒のキャンプカウンセラーに対するパーソナリティ認知に関する研究,国立オリンピック記念青少年総合センター研究紀要,第3号,2003年
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2007年04月09日

富岡高校入学式

昨年3月に楢葉中学校を卒業した5名が本日富岡高校に入学した。
中学校の制服から高校の制服に変わった生徒達を見ていると、1ヶ月も経っていないのに少し大人に感じる。それが新しい制服のなせる業なのか、それとも高校生活への新たな決意の表れなのか、それは今後の彼女達の生活を見ていけば明らかになるでしょう。
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2007年04月08日

花祭り

 一年間、寮としてお世話になった羽黒荘のおじさんに声をかけていただき、今年も羽黒山にある出羽神社の花祭りに参加しました。花祭りとは、お神輿やお賽銭箱を担ぎ、笛や太鼓を鳴らしながら、町の先先でお菓子などをいただいた方にお花の飾りをお返しするというものです。選手たちは町の方からはっぴをお借りし、勇ましい担ぎ手となりました。
 楢葉町に来て一年、季節を感じるこれらの行事に参加させていただくたびに、彼女たちが成長する過程において必要な環境であることを確信し、そしてだんだんとたくましさを増していく姿はすっかり町の子どもとして生きている証ではないでしょうか。
 
総務兼選手管理 堤 葉子
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2007年04月07日

初トレーニング

 入寮以来、行事続きでボールを蹴ることができなかった28名の少女達。練習の1時間以上前に準備を始め、スタッフが練習開始時間を確認してしまうほど早く出発していった。昨年までの寮と比べ、現在の寮からは目と鼻の先にグラウンドがあるはずなのに、なんと早く出発するのでしょうか。それほどサッカーをすることに飢えていたのでしょうか。それとも新しい仲間とプレーする喜び、新年度がスタートし新たに誓った目標を達成せんがために、1分でも長くトレーニングを行いたいという気持ちの現れなのか。どちらにしても、全員が非常に良い表情でグラウンドに向かっていった。
 本日のトレーニングはスタッフを交えたミニゲーム大会。和やかムードはウォーミングアップの時だけで、ゲームが始まると楽しさの中にも負けず嫌いの激しいプレーが随所に見られ、とてもよい雰囲気でトレーニングを行なうことができた。
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2007年04月06日

楢葉中入学式

 小林コーチの誘導のもと、初めての登校。そして初めての自転車通学。アカデミー生はまずこの中学校への自転車通学に慣れなければならない。初めて体験するものにとっては近い距離では決してない。一週間も続ければ疲労感はすさまじいものだろう。しかし、そんなときは2期生の先輩を見習って欲しい。元気に町の人と挨拶を交わしながらたくましく登校していく。決して近くはないが慣れればそれほどきついものでもなくなるようである。
 さて、学校に着くと、新しいクラスの仲間との対面。これから3年間、同じ学び舎で勉学に励む仲間達とお世話になる先生方。昨日と同様、緊張した面持ちの5人だったが、すぐにとけこんでたくさんの仲間を作ってくれることでしょう。
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2007年04月05日

楢葉町歓迎会

 本日の最後は楢葉町による歓迎会である。寮の食堂に草野町長をはじめとする楢葉町の方、サポートファミリーの方、学校の先生方、そして保護者の方と立食パーティー。緊張の連続だった一日の締めくくりに、おいしいご馳走と楽しい会話で時間が過ぎるのが早く感じられた。
 2期生にとっては全てが初めてのことで緊張の連続だっただろうが、こういった町の方との楽しい交流によって、自分達が多くの方に支えられているということの一端を感じ取ってくれたのではないだろうか。
 明日は楢葉中学校の入学式である。今度は学校のスタート。また素敵な出会いが待っている。
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入校式

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 さて、昼食をとったあとは入校式。あらたにアカデミーに入校する男女20名。夢と期待に大きく想いを馳せ、そして新しい生活を始めるにあたっての強い意志と不安を胸に新しい生活を始める。
 まずは、1期生の代表1名ずつが歓迎の言葉を述べた。アカデミーのフィロソフィー・5つの校訓をそれぞれ自分の言葉で新しい仲間に伝えるとともに、先輩として激励の気持ちを込めて堂々と述べてくれた。そして、その後登壇した2期生。こちらも代表1名ずつが自らの言葉で決意を述べた。
 そして、今回の入校式では、司会、受付、誘導を2期生が務めた。1期生、2期生の代表者とともに前日のリハーサルから緊張の連続だっただろうが、しっかりとその役目を果たしてくれた。
入校式の詳細はこちらから(JFAホームページ)

キックオフセレモニー&テープカット

 さて、落成式が終わると、今度は新たに完成した楢葉グラウンドでキックオフセレモニー、そして新寮玄関前でテープカットが行なわれた。
 草野楢葉町長のキックオフを合図にアカデミー生6名がGKの守るゴールに向かってパス回しからシュート。時間の関係からなのか、観客から「パスを回しすぎではないか?」という話が出るほど、シュートまでためにためていたが、見事ゴールを決めることができた。
 その後は寮前に場所を移してテープカット。ここでは今泉ヘッドコーチとともに、高2の選手が行なった。
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落成式

 楢葉町中高一貫教育施設サッカー人材育成支援センター・サッカーグラウンド落成式がJヴィレッジのアリーナで行なわれた。アカデミーからは今泉ヘッドコーチと中学2年生の選手一名が代表して出席した。本日はこの落成式を皮切りに、セレモニーが一日中続く。どの式もアカデミーの生徒が全員出席するのではなく、一人ひとりに役割があり、それぞれ決められた式に出席する。たくさんの方が正装で身を包み、そして生徒達が普段お会いすることがない立場の方が参加するこういった式は生徒達にとっては慣れない場であろう。しかし、このアカデミーが各方面にわたる多くの方のご尽力によって成り立っていることを再認識させてくれる機会になることもまた事実である。普段は味わうことのできない場に参加することもまた良い経験となるはずである。
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2007年04月04日

2期生入寮

 アカデミーに元気な新しい5名の仲間が加わった。本日の午前中に全員到着。ルームメイトになる先輩を中心とした1期生達の、温かく、そして圧倒されるほど元気な歓迎を受け、少々びっくりした様子。館内を案内してもらったあとは、昨日の1期生と同様、荷物の片付け。到着後あわただしく過ごした後は、昼食をとってほっと一息。これが全員そろっての初めての食事となった。まだまだ緊張がほぐれない様子であったが、それぞれ先輩と同じテーブルに着き食事を始めると少しずつ話がはずみだしたようだ。
明日は落成式、新グラウンドのキックオフセレモニー、新寮内覧会、入校式、楢葉町主催の歓迎会と忙しい一日となる。本日は簡単なミーティングで自己紹介を行なった後はひたすら部屋の片付けとなった。
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2007年04月03日

1期生入寮

 約一週間ぶりに選手達の笑顔が集まった。アカデミー2年目のスタートは新しくできた寮でのスタートとなった。昨年の入寮時と同様、選手達は寮につくとまず部屋割りのくじ引きを行なった。新しい部屋、新しいルームメイトの決定にひとしきり騒いだ後は荷解きが待っている。帰省期間中にロッカールームに運び込まれていたたくさんの荷物の中から自分のものを探しだし、せっせと階上の自分の部屋に運ぶ。本日中にダンボールの荷物を全て片付け、明日の2期生入寮に備えることがノルマである。筋力トレーニングとばかりに重い荷物を持って、部屋とロッカールームを何往復もした後、新しく割り当てられた自分のスペースを生活しやすい空間に変える。こういったことは昨年の一年間でだいぶ慣れてきたのか、夜には片付けのほとんどが終わっていた。
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