JFAアカデミー福島

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2007年09月25日

8・9月誕生日会2

 毎月行なわれる誕生日会はうまれの月ごとにグループをつくり、全員が会の企画を担当することになっている。祝福される側にとっては一年に一度の記念日である。企画グループは毎回趣向を凝らし、会が楽しいものになるよう企画を練っている。
 毎回の恒例となっているショートコントの披露に加え、今回は手品も飛び出した。人前にたって芸を披露することに慣れている人間はそう多くない。選手たちは少し照れながらも、準備した芸を一生懸命披露して会を盛り上げてくれた。
 そんな企画係の準備する内容は参加者たちが受身で会に参加するばかりではなく、みんなで一緒に楽しめる内容もある。今回は「なんでもバスケット」を行なった。椅子と少しのスペースがあれば簡単にできるゲームである。多くの人が小さいころに楽しんだ記憶があるだろう。この「なんでもバスケット」。今月の誕生会の目玉ゲームとなった。もともと負けず嫌いが集まったサッカー少女たちである。負けず嫌いという点ではスタッフも変わらない。選手もスタッフも自分の椅子を確保するためにかなりBeAlartな状態で取組んだ。自分が残らないために必死で空いている椅子を奪い合う。あるスタッフの仕掛けで時には椅子に座れない者が2名。一つの椅子をめぐってコンタクトスキルを発揮し、プレーエリアを確保する選手。座っているものを両手で抱え上げ、自分の椅子としようとする者。ピッチ上で観る表情と同じ顔、ピッチ上では見ることができない違った一面。さまざまな表情でゲームに熱中し、大盛り上がりを見せた。
おそらく予定より20分以上は長くこのゲームをやったのではないだろうか。それほどまでに異常な盛り上がりを見せていた。
 このあと、みんなで誕生日ケーキを食べ、片づけをし、会はおわった。
 18時に始まったはずの今月の誕生日会。片付け終わって食堂を出るときには22時近くになっていた。
 
コーチ:坂尾美穂
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2007年09月22日

8・9月誕生日会1

 選手たちが好き好きにリクエストする誕生日のメニューを調整して、誕生日会には欠かせない御馳走を準備してくださる山下栄養士の頭を悩ませてきた今回の誕生会。その理由は今回のメニューはバーベキュー。選手が4月から暮らしている新寮には食堂の外にテラスがある。以前から何かの機会に使えるようにとパラソルとベンチを準備しているのだが、未だに使った形跡がない。今回は今夏の最後の思い出と言わんばかりに、開放的なテラス、そしてそこにあるベンチやパラソルをも利用してバーベキュー大会を行なう計画であった。
バーベキューの大敵といえば、それは雨である。テラスには屋根もついているのだが、そんなに大きなスペースでもないので、雨天の場合は屋外でのバーベキューは中止になる予定であった。
これが山下さんを悩ませていた理由である。雨天であればホットプレートを使って食堂で焼肉・・・とは簡単にはいかないのである。
 選手たちの普段の行いがよいのか、この日は雨が降らず、バーベキューを決行できた。東北特有の涼しさのため、焼き場の周辺も暑すぎることもなく、快適なバーベキュー大会を実施することができた。お肉・野菜・スープ・フルーツポンチ・そして焼きおにぎりと焼きそば。選手たちは焼いては食べ、食べては焼き、おしゃべりをし、時にはテンションが上がりすぎて奇声!?を発しながらお腹を満たす。焼きおにぎりをつくるために、炊飯ジャーからご飯を取り出し、三角おにぎりつくりに初めて挑戦する中1。時にはコーチがつくったおにぎりを大きすぎるとダメだしをし、そして焼き場に持っていって焼肉ソースで程よく味付け、10数個作った焼きおにぎりは選手たちの胃の中に消えていった。
 
コーチ:坂尾美穂
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2007年09月17日

全日本女子ユース(U-18)選手権大会福島県予選

 昨日・本日でU-18福島県予選を戦った。4チームの総当たりリーグ戦で行われた本大会では、花かつみレディースFC、福島県立磐城桜が丘高校、福島県立富岡高校と対戦した。
この大会は中学生でチーム編成するため、GK選手を除く高校生9名と怪我でゲームに出ることができない中学生2名はチームのサポートにまわった。ゲームに出ない時に何をするかを理解し、精力的にサポートしてくれた姿勢はとても素晴らしいものである。また、得点は重ねるものの、判断・質ともに決して良いわけではないプレーに対し、そっとアドバイスをし、気温が高く体力が消耗するゲームで少しずつ動きが減り、コミュニケーションが少なくなっていることを感じとり、交代選手で準備している選手にアドバイスをする。ほんのちょっとしたことではあるが、そんなサポートがゲームに出る選手たちの力になる。
 
コーチ:坂尾 美穂
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2007年09月11日

全日本女子ユース(U-18)選手権大会福島県予選

 昨日・本日でU-18福島県予選を戦った。4チームの総当たりリーグ戦で行われた本大会では、花かつみレディースFC、福島県立磐城桜が丘高校、福島県立富岡高校と対戦した。
 この大会は中学生でチーム編成するため、GK選手を除く高校生9名と怪我でゲームに出ることができない中学生2名はチームのサポートにまわった。ゲームに出ない時に何をするかを理解し、精力的にサポートしてくれた姿勢はとてもすばらしいものである。また、得点は重ねるものの、判断・質ともに決して良いわけではないプレーに対し、そっとアドバイスをし、気温が高く体力が消耗するゲームで少しずつ動きが減り、コミュニケーションが少なくなっていることを感じとり、交代選手で準備している選手にアドバイスをする。ほんのちょっとしたことではあるが、そんなサポートがゲームに出る選手たちの力になる。
 
コーチ:坂尾 美穂

なでしこジャパン 世界への挑戦

 なでしこジャパンが中国でワールドカップを戦っている。予選で同リーグに入った国は、イングランド、ドイツ、アルゼンチン。予選リーグ初戦となる本日はイングランドと対戦した。
 決して広くはないテクニカルルームに28人の選手とスタッフが入り、なでしこジャパンの世界との戦いを観戦した。
 画面を通してみても明らかな体格差がある相手に対し、前方へのロングボールを試みボールを失うプレーに選手たちはそれぞれの分析の視点を持って観ていた。しかしテレビの画面にはMF・FWの選手の動きが映らないのでいまひとつ原因がつかめない。それでも日本の戦い方がうまくいっていないことは明らかに感じている。Jヴィレッジで行っていたキャンプでなでしこの選手たちの相手の状況を観てボールを正確に動かすプレーを観ていたアカデミー生たちは、いわゆる「大きくて速い」相手選手の画面には映らないプレッシャーをなでしこの選手のプレーから感じ取ったのだろうか。しかし、これこそが彼女たちが目標としている世界の選手たちなのである。ここで戦う力・術を身につけるために今のトレーニングがあるのだ。
 画面に映し出されるプレーを観ながら、「前を観て」「ファーストタッチが・・・」「もっとコンパクトにして落ち着いて回せばいいのに」と分析しながら観るその目は世界で戦う先輩たちへの憧れと、いつかは自分もこの舞台に立つんだという想いが映し出されていた。
 
 そして、最後に。
 後半の防戦一方の戦いで1-2と劣勢に立たされた中でのロスタイム。攻撃の基点となるためにポストプレーで粘り強くボールをキープした荒川選手のプレーとその後の宮間選手のフリーキックによる得点。最後の最後まであきらめず、ゴールを目指して戦う姿勢、そのたくましい精神力も敏感に感じ取ってくれたはずである。
 
コーチ:坂尾 美穂

2007年09月09日

JFAプログラム ミュージカル鑑賞

 穏やかな秋風が楢葉町を包み込み黄金色に色付きはじめた稲穂に無数のトンボが飛び交い始め、すっかり季節は秋となってきた。
 本日楢葉町コミュニティセンターにて劇団四季による『ユタと不思議な仲間たち』のミュージカル鑑賞が行われた。子どものいじめや不登校問題、核家族化が進み地域社会との付き合いの希薄、他人の子どもに対しての無関心さなどの現代社会の中、いじめられっ子の主人公がさまざまな仲間の支えを通じて命の尊さや生きる意味と喜びを得て強くたくましく生きるようになるということが、ミュージカルを通じて巧みに表現されていた。
 それにしても生のミュージカルは本当に人の心を魅了するものがある。体全体を使っての躍動感ある表現力、透き通る歌声が鳴り響く歌唱力、爽快で活気溢れる人間力、楽しみながらも大事な本質が心に強く響き渡るものであった。エンディングでは出演者と共に全員で大合唱。老若男女問わず会場が一つとなり暖かく優しい空気に包まれた。
 『One for All  All for One !!』
人間は一人では生きていけない。自分の弱さに決して負けてはいけない。人を支え支えられながら生きていることを決して忘れてはいけない。深く深く心に刻まれたことでしょう。
 
GKコーチ:小林 忍
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