JFAアカデミー福島

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2008年12月14日

クリスマスパーティー

 今年も家族、サポートファミリー、学校の先生、地域の方々を招いてクリスマスパーティーが行われました。多くの方々に今年も参加していただき活気ある盛大なパーティーとなりました。
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 オープニングはJFAプログラムによるボーカルレッスンで取り組んできた合唱でスタート!
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 日頃の寮生活やサッカーの様子、ホームステイでお世話になった時の話など歓談を楽しんでいた様子です。
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 仮装をして学校の先生と談笑。普段生意気な少女たちも今日ばかりは可愛く見えたかも・・・。
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 一年間の活動報告を覚えたてのパワーポイントを用いて行いました。短い準備期間の中、アニメーション機能を使いこなし見事な資料ができあがりました。U-20、U-17日本女子代表によるワールドカップ、高校2年生のフランス留学、2月に行われたアメリカ遠征、JFAプログラム、大分国体、なでしこチャレンジプロジェクト、U-13日本選抜によるベトナム遠征等々・・・。アカデミーにとっても選手各々にとっても2008年は非常に実りある年でした。
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  町の方から手話を使った歌も披露された。歌を通じて楽しく手話を学ぶことができ、全員参加で非常に盛り上がったクリスマスプレゼントをいただきました。
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 最後に楢葉町の教育長さんからご挨拶をいただきました。楢葉町の方々を中心に私たちの成長を本当に温かく見守っていただいていることを再認識し、より一層日々の生活における責任というものが生まれてきたように感じます。
 
 今年もアカデミーに関わる皆様とともに、このパーティーが無事行われたことをこの場を借りて感謝申し上げたいと思います。2008年も多くの方々に支えられ、励まされ、成長することができました。2009年も何事にも臆さず挑戦する気持ちを忘れずに多くの人々に夢と感動を与えることのできる集団、人材として活躍できるよう、選手及びスタッフ一同日々取り組んでいきたいと思います。
 
文 : 小林 忍

2008年12月06日

フランス遠征20日目 ~帰国前の最初で最後の体験~

 今日でフランス留学は最後になる。
 私達はそれぞれ最後のパリの街を満喫した後に、全員でフランスレストランにて食事をとることにしていた。
 スムーズに食事ができるように時間をずらして13時30頃レストランに入ったのだが。。。
 なんとレストランは満席で約一時間待たなければいけないはめになってしまった。
 聞くところによると、フランス人の昼食は日本よりも遅く13時過ぎがちょうどお昼の時間になるそうだ。私達も三軒のレストランをまわった上に、数十分待ち、食事にありついた。
 私達が選んだのは日替わりメニューの前菜+メインまたはメイン+デザートの選択。フランス語でわからないことばかりで、仕方なく冒険的に注文した。私が頼んだのは前菜に生ガキだったみたいで特製のタレやレモンを付けていただいた。そしてメインに出たのが魚のグリルで、魚をトマトソースにつけて食べるととてもおいしかった。
 マナーセミナーで行った知識があったので、少しはフランスレストランで常識的に食事をすることができたと思う。最後の日にも良い体験ができてよかった。
 
文:高2 高橋千春

2008年12月05日

フランス遠征19日目 ~お別れの日~

 今日は午前中にINFの施設を映像に収めようと施設内を回った。その時メディカルセンターの前で中に入るかどうか迷っていると、何ともラッキーなことに中から人が出てきて“入っていいよ”と言ってくれたのである。そして、プールやジムに案内してくれた。メディカルセンターの中には一般の方もいらっしゃった。
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 午後、昨日は練習場所が分からず少し遅れてしまったため、今日は絶対に遅れないようにとみんなが帰ってくる前に寮で待っていた。そして、みんなが帰ってくる様子もビデオに収めることにした。みんなが帰寮しTR時間が決まるのを待っていると、今日は雨の影響でグラウンドが使えないからTRはなしだ!と言われた。アカデミー生はショックを受けていたがINFの選手は、抱き合って喜んでいた。
 そして私達は、TRをさせてくれ!とメレルさんにお願いした。すると、なんとOKがでた。メレルさんのTRは5時開始、INFの選手は5時半から帰省・・・。私達のほうがお見送りするような形になってしまった。写真を撮り、最後のお別れをした。私は「あなたたちに会えて本当に良かった」という言葉を聞き、涙をこらえながら練習場所へと向かった。サッカーというスポーツは、全く知らない人と人とをたった1個のボールだけでつなげ目には見えない絆が生まれる、本当にすばらしいスポーツだと感じた。
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 メレルさんが到着し、TRが始まった。しかし、今日は何かの撮影が入っていたため、私達はカメラに映らないように隅っこでTRした。男の子が3人、私達と一緒にポゼッションをやってくれた。フランスにきて最終日の今日、フランスでの最初で最後のポゼッションをした。このTRでも男の子達の技術の高さが伝わってきた。股抜きをなんどもされたけれど、男の子たちから得たものは、股抜きの回数以上のものだった!
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 TRが終わり夕食を食べたあとは時差対策で、トランプ大会が開催された。眠たさをこらえトランプをする姿は、とても面白かった。
 
文:高2 山名真妃

2008年12月04日

フランス遠征18日目 ~フランスvs北朝鮮~

 今日のトレーニングは体育館で行われた。トレーニング内容はフットサルコートでの4対4+キーパーのゲームだ。普段の大きなゴールとは違うので、INFの選手はいつもとは違って遠くからシュートをバンバン打つことはしていなかった。前を向けるときに前を向き、ゴールへ向かえるときはスピードに乗ってボールを運ぶ。スペースがないときは無理をせずボールを動かす。チャンスがあれば逃さない。INFの選手たちは、コートの大きさが変わっても本質からぶれることはなく常に攻撃の優先順位がはっきりしているな、と感じた。
 トレーニングが終わったとき、INFの選手たちに夕食後女子寮にくるよう誘われた。FIFA U20女子ワールドカップのフランス対北朝鮮戦をテレビで応援するためだ。
 夕食を摂り終えると、私たちはすぐ女子寮へ向かった。招かれるがままに中へ入ってみると、ソファが並ぶ談話室のようなところでみんながキックオフを心待ちにしていた。部屋の電気を消し、テレビと選手の眼差しだけが光っていた。私たちアカデミー生5人もその輪に溶け込み、INFの選手たちと共にフランスを応援した。試合観戦中のINFの選手たちは、私たちアカデミーが騒いでいるどころの騒ぎではなく、何かあるたびに大興奮。何もなくても大興奮(笑)。フランスが先制した瞬間はというと、椅子を頭の上に持ち上げ、フランスの国旗を振り回し、さらには熱唱していた。逆に失点をしたときには両手で頭を抱えたり、大声で叫んだり、暴れている選手もいた。選手たちの騒ぎを見て私はテレビから目を離し、つい選手たちの様子に見入っていた。INFの選手たちの感情表現は豊富で本当におもしろい。結局フランスは負けてしまったけど、INFの選手たちとの試合観戦は本当に楽しかった。
 このようなたくさんの人に応援され、国を背負ってピッチに立つことは気持ちがいいだろうな、と心から思った。将来は私もこの立場に立ち、目の前にいる選手たちと再び世界で出会い、戦いたい。
 
文:高2 平井 佑果

2008年12月03日

フランス遠征17日目 ~最後の授業~

 今日は、ルイバスカン高校での最後の授業。
 フランス語が全く分からない中、ホストシスターの人と共に授業を受けた3週間。おぼつかない英語で相手に自分の気持ちを表現し、相手の気持も理解しようとした。しかし、相手に気持ちが伝わらない。また、相手の気持ちも理解できない。そんなこともたくさんありました。しかし、そんなときでもどうにかして相手に気持ちを伝えたい、相手の気持ちを理解したいという気持ちがうまれました。ホストシスターも最後まで私の気持ちを理解しようとしてくれたし、私に自分の気持ちを伝えようとしてくれました。私は、このときもっと英語の勉強をしておけばよかったと思い、そして、他国の英語力の高さを実感しました。
 ルイバスカン高校では、私達日本人や日本にとても興味を抱いてくれた人、仲良く接してくれた人、など様々な人がいました。アメリカ遠征のときは、団体でいるということもあるし、周りにいてくれる人も決まっているためいい人ばかりである。しかし、フランスにきたことで日本では味わえないような楽しさの反面、外国は全てが楽しいわけではないということも教えてくれました。
ルイバスカン高校では、とても充実した時間を過ごしたし、楽しく過ごすことができよかったです。
 そして、ホストシスターは私達のためにホストファミリーとなってくれたり、助けてくれたり、フランスのことを教えてくれたりと、どんなことがあってもとても優しく、私のことを慕ってくれました。たった3週間という短い間だったけれど、私のことを思ってくれる人がいるのだと実感させられました。本当に感謝でいっぱいです。
ルイバスカン高校での経験は思い出でもあり、今後の人生においての財産となりました。
 
文:高2 石原 愛海
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2008年12月02日

フランス遠征16日目 ~Japan festival~

今日は、Japan Festival2日目!!昨日は少ししらけてしまったので今日はなんとしても成功させなければならないと感じていた。昨日は盛り上げるために夜遅くまで作戦を練った。そして本番.・・・昨日よりもだいぶ盛り上がった。今日は昨日はやらなかったマジックショーや日本文化の披露をして、会場の雰囲気は最高だった。
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放課後は、さよならパーティーを開いてもらいホームステイ先の人たちと楽しんだ。・・・といっても私のホームステイは文化の違いを毎日痛感させられ、日本を思い出すと涙が出てきそうなくらいつらい毎日だった。例えば、朝ごはんがなく昼・夜食は少ない食生活でつらかった。でもフランスではこれが普通らしく、同じ世界に住んでいても食文化が全く違うのだと感じた。また、ホームステイ先の家族が、私がいるのにもかかわらずしょっちゅう口げんかするので、どうすればいいのか分からなくずっと困っていた。ステイ先のお母さんは、語学力の乏しい私をやさしく受け入れてくれた。明日は登校最終日なので、楽しい日にしたい。
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文:高2 鳴澤眞寿美

2008年12月01日

フランス遠征15日目 ~ジャパンフェスタ~

 第一回ジャパンフェスタ。
たくさんの人に参加してもらえるように4時間目の休みに行った。前から少しずつそれぞれ準備してきた、歌・詩吟・こま・けん玉を順番に発表。私達は今年からJFAプログラムで行ってきたボーカルレッスンの歌を歌った。『花』という沖縄の伝統的な歌だと、詳しい説明を英語で行った。
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 交流を深めるはずだったのだが、進行の英語がうまく伝わりきらなかったのか、理解した人は少ない。また始めから終りまで会場の雰囲気は盛り上がることができず、失敗した感じだった。
 この終わり方に私達はショックを受けた。でも明日も第二回目があるので落ち込んでばかりではいられずに、すぐに話し合い。必ず成功させたいと思い、歌ばかりの内容を工夫するように考えた。明日こそ成功させてみたいと思う。
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文:高2 高橋 千春

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