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2009年02月25日

フロリダ遠征3日目

 今日はアメリカのフロリダ州立大学のリザベーション(ASE)にチャレンジしました。
初めに私たちの担当についてくださった、ケイティーさんからルールを説明してもらいました。そのルールは「みんなで楽しむ」「ケガをしないように楽しむ」「一生懸命やって楽しむ」の3つです。
午前は2つのグループに別れて行いました。私が参加したチームの方は5つのセッションにチャレンジしました。その内の1つを紹介します。
g090225-01.png
 上の写真を見てください。これは「ワイヤー渡り」と言うセッションです。
 このセッションはワイヤーからワイヤーへ渡って行き参加者全員で約20mのゴールを目指すゲームです。地面に足がついてしまった人・落ちてしまった人は最初から、やり直しになります。
 ゲーム開始!!! 最初の3人はワイヤーの途中にあるマルタまで行けるのですが、だんだん人数が多くなるにつれて、バランスがとれなくなって落ちてしまう人が連発し、前の3人以外、次に進むことができませんでした。そこで一度みんなで話し合い どうしたら進めるか?進みやすいか?バランスはとれるか?などを話し合いました。その時の話し合いでは一定の人しか発言していなくて理解している人も少なかったので再チャレンジした時、あまり改善されていなかったです。チャレンジしている時間が長くなってくると、個人のアイディアが浮かび、みんなが意見やアドバイスを交換しあいながらチャレンジしていました。そうやっていくうちに、いくつかの難関をクリアし時間は掛かりましたが全員ワイヤーを渡りきることができました☆
 
 午後は15m上にあるワイヤー渡りにチャレンジしました。
 ワイヤーを渡るとき、笑いながら渡る子、叫びながら渡る子、自分の順番が回ってきてワイヤーを渡り歩くまでは顔がとても青ざめ泣きかけになっていたけど、終わった後は「怖かったけど楽しかった。」や15m上にいる時は意識が飛んでしまっているような顔をしていた子が下に降りてきたら「全然、怖くなかった。」と下から見ていた人たちと全く違うことを言っていたのでおもしろかった。
g090225-02.JPG
 このワイヤー渡りは「個人の強い勇気」と「命綱を持っている人との信頼感」が無いと出来ないのよ。と命綱を持ってくださったケイティーさんが言っていました。
 
 今日のリザベーションについて初め言われた3つのルールすべてに入っていた「楽しむ」というキーワードはタダ入っているのではなく、みんなでコミュニケーションを取り合ったり意見を言い合ったり、交換し合うことで提案したことに、チャレンジして何回も何回も失敗し、時間をかけながら上手くまとめることが出来れば「難しい」が「楽しい」に変わって、1人の考えでは越えられない壁も皆で考えれば、乗り越えられるのだと思いました。
 
文:中村沙樹(高1)

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