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2009年02月24日

フロリダ遠征2日目

 今日は9時からトレーニングがありました。テーマは、2対1からの攻撃とそれに対応する守備です。キャンプも2日目に入り、皆コンディションも上がってきたようで自分から仕掛けたり、イメージを持ってボールに関わるなど積極的なプレーがたくさん見られました。しかし、トレーニングの最後にした11対11のゲームでは、前に急ぎすぎてボールをまわしゲームを組み立てるということが出来ていませんでした。明日のトレーニングでは、しっかりボールをまわしゲームを組み立てて今後の試合でいいゲームをして、勝利できるようにしていきたいと思います。
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 この日の午後は、中学生と高校生に別れての語学学習を兼ねた現地学生授業への体験参加でした。高1は地元のLeon high schoolに1日体験入学しに行きました。高校に着くとまず、Leonの学生と一緒に昼食をとりました。そこで、簡単な自己紹介と誰がどのクラスに行くかを聞き、それぞれのクラスにわかれました。人によってとっている授業が違うので、各自が時間内に指定されたクラスに行かなければなりません。そこには、パートナーになったLeonの学生が連れて行ってくれました。皆クラスがばらばらになり、周りは言葉の通じない見ず知らずの人ばかりなので一人でやっていけるか不安になりましたが、Leonの学生は皆優しく声をかけてくれたためその不安はすぐになくなりました。クラスの雰囲気は、日本と同じようにまじめに授業を受けている子やお喋りをしている子など様々でした。私の中で一番印象に残った授業は音楽です。先生が授業の中でギターを弾きながら笑顔で唄っていて、本当に音楽が好きで子どもたちに教えているのだなと感じました。また、教室の壁には歴史上に残る音楽関係の人物の絵が書かれていたり、たくさんの種類のギターやドラムがおいてありました。そういった雰囲気のなかでやる授業はとても楽しく、クラスの子達も積極的でした。今回の体験入学を通して、英語の文法が分からなくても「相手に伝えたい」「自分を分かって欲しい」という気持ちがあれば、ボディーランゲイジや英単語でコミュニケーションをとることができるのだと分かり、大切なのは相手を分かろうとする気持ちなのだなと感じました。また、Leonの学生は皆私を知ろうとしてたくさん声をかけてくれ、私が英語を理解できなかった時はゆっくり話してくれたりなどとても優しく親切に接してくれたので嬉しかったです。国籍や人種を問わず一人の人として興味を持ち話しかけてくれる、人の気さくさと相手の状況を理解し合わせてくれる察知力をもつアメリカ人に驚かされた一日でした。私もそういったことができるようにこのキャンプ中に地元の方とたくさんコミュニケーションをとり、国籍を問わず誰とでも接していける人になれるよう努力していきたいと思います。
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文:根津晴菜(高1)
 
 中学生はFSUの日本語クラスの大学生と交流をしました。日本語クラスの先生は兵庫県出身の方でアメリカに住んでいる中でもバリバリの関西弁でした。生徒が教室に入ってきて、私たちが「Hello!!」と声をかけると、「コンニチハ!!」という返事が返ってきて、さすが日本語クラス!!と思いました。全員で9人の大学生が集まりその生徒の方と一緒に授業を受けさせて頂きました。大学生の中には韓国人もいて、日本語、韓国語、英語、と3カ国もの言葉を話すことができてしまう人もいました。
 アカデミー生が入り、パンパンの教室の中で行われた今日の授業は多己紹介でした。アカデミー生3,4人と大学生でグループを作り、その中でアカデミー生は大学生に英語で年齢や趣味を質問し、大学生はアカデミー生に日本語で質問します。そして最後に、全員の前で相手のことを紹介するという仕組みで行いました。わたしのグループの大学生はクリスさんといって、出身の方でした。彼は日本語がとても上手で会話がスムーズに進みました。彼に日本の嫌いな食べ物を聞くと納豆と答えました。日本人の中でも苦手な人がいる納豆は(私は大好きです♪♪)やはりアメリカ人にとってもきついものなのだそうです。
英語と日本語での会話は少し変な感じがしましたが、日本語クラスの方は私たちの片言な英語にいやな顔ひとつせず、聴いてくれていたので楽しくのびのびと話すことが出来ました。
 英語を使っての会話は一昨年よりも去年、去年よりも今年と、年を重ねるごとにうまくなってきていると感じます。去年日本語クラスの方と交流した時は、ジェスチャーを使いながら会話したり、単語をつなぎ合わせて相手に理解してもらっていました。しかし今年はジェスチャーをあまり使わず、伝えたいことを1つの文章にして話すことができました。
 それはやはり、毎日の学校の授業や、週に1回JFAプログラムで行っている英会話の成果であると思います。
 この遠征では1年間学んでついた英語能力をいかし、より多くの人とより多くの英語を使って積極的にコミュニケーションをとっていきたいと思います。
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 語学学習を終えた後はFSUの女子バスケットの試合を観戦しにいきました。私はこの日をとても楽しみにしていました。バスで10分くらいかけて試合場所に到着し、中に入るとまず目に入るのが、コートに描かれているFSUのエンブレムと、コートを中心に広がった観客席です。この迫力感溢れる光景を見るとわたしはいつも興奮してしまいます。
 大学バスケットの、しかも女子の試合なのに、迫力あるスタジアム、たくさんの観客、チアリーダーや合唱団といった応援が備わっているところなんて日本にはありません。バスケットが文化として根付いているアメリカは、日本とは規模が全然違うのだと感じました。
 試合は昨年と同様、終了間際に逆転され負けてしまいました。
 来年こそはぜひFSUの勝利が見たい!!
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文:田口ひかり(中3)

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