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2009年02月26日

フロリダ遠征4日目

 今日のフロリダの気候は日本でいう初夏のような暖かさだった。
 そして今晩は、いよいよアメリカに来て初のTRゲームの日。TRゲームは18:00kickoffだった。それまで私たち選手はFREEな時間を過ごした。
 午前は朝食を宿舎の食堂でとってから、希望者だけ(結局、全員だったが…笑)がスタッフ同伴の元、Campas内にあるFSUショップ(&スタバ)に行った。宿舎からFSUショップまでの道のりに(チャリティー)フリーマーケットのようなものが開かれていた。そこには、学生たちが寄付した衣類が多くあって、それを売って得たお金をアフリカなどの貧しい子どもたちに送る活動が行われていた。そのフリーマーケットにはGAPやHOLLISTERなどブランド物が1$や2$など、とても安く売られていた。安い物に目がない私たちは、ほとんどの人がフリーマーケットでそれぞれに気に入った服などを買った。みんな、とても満足そうな顔をしていた。
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 午後はお昼を食べた後、グランドへ出発するまで各自でそれぞれの時間を過ごした。 
 そしてついに、フロリダ遠征最初のTRゲーム。今日の相手は、私たちが一昨年も去年戦った時も1度も勝ちがない“NORTH FRORIDA SOCCER ACADEMY”。ゲームは30×3本やった。1,3本目は高1,中3を主体としたチーム、2本目は中2,中1を主体としたチーム編成で戦った。私たちは、相手が今までで1度も勝ったことがないチームということで、1人1人が勝利への強い気持ち、チャレンジ精神を胸にゲームに臨んだ。
 1本目、チームで“組み立てをして、スピードアップのタイミングを作る”ことを意識して戦った。アメリカの選手は体格もよく、スピードが速い選手が多かった。だけど、そんな相手にも“ボールを受ける前に周りを観る”、“ファーストタッチの位置を考える”など、準備をすることで、ボールを保持することができた。しかし、ゴール前のところで、サイドハーフが突破をしたあとのセンターリングへの入り方がみんなニアを狙っていたため、相手に読まれていて、チャンスの数ほど点を取ることができなかった。結果、1本目は3-0で勝った。
 2本目は中2,中1主体のチーム。みんな体が小さいなりに、体が大きい選手相手に、自分たちの長所を活かした“ボールを動かして、人も動く”という、みんなが関わるサッカーをしていた。2本目は、得点のときの形も良く、結果4-0で勝った。
 3本目は、1本目の試合での反省点などを活かして“ボランチを経由して(組み立てて)攻撃する”ことを意識して戦った。1本目よりは、組み立てもできていたし、それによってサイドが突破する数も多かった。結果、5-0で勝った。しかし、得点は取れたものの、もっとゴール前での関わりを増やして、良い形でDFを崩して得点を取れればもっとよかった(ミドルシュートでの得点が多かったので)と思う。
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 今日、今までで1度も勝ったことがない相手に初めて勝つことができて、日頃、私たちが取り組んでいることの成果を感じることができたとともに、大きな自信をつけることができた。明日のTRゲームでは、今日できた課題に積極的にチャレンジして、今日よりいい内容のゲームをして勝ちたい。   トライ&エラーを胸に!
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文:村上ひかる(高1)

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